親と子
昨日の23時頃に友人とスマホで長話をした後にスマホを充電の為セットする時に誤って次男へ電話をかけてしまった。あわてて切ったが心配した次男が折り返して電話をしてきた。 その時は誤って電話をかけてしまった事を謝ったのですが、次男が言うには、今ちょうど仕事が終わったところと。
仰天しました はやりのリモートでの仕事なのにこんなに遅くまで続けなくてはいけないなんて、どうか体を壊さないでね。明日はまた小さな子供たちが朝早くから大騒ぎして、寝ているわけにはいけないでしょう。
口うるさいお節介はしないつもりだし、 巣立って行った次男に手助けは不要かもしれないけど、心配しています。
先月 松阪へ行くことがあり、帰り道に本居宣長記念館と松坂城址へ立ち寄ってきました。本居宣長については昔々に学校の教科書での知識しかありませんでしたし、ましてその長男である春庭については全く知りませんでした。
春庭は30歳ぐらいで失明し、父親である宣長は目の治療で眼科治療へ入院させたり、鍼医になるための修学のために京都に行かせたりしている。その間の気持ちを思うと気の毒でむねがつぶれそうになります。宣長の没後に春庭は言語学者として活躍しているので、親は心配しながらも遠くで見守るのが一番なのかと思った事を思い出し、気にはなりますが、見方を変える練習を私にも必要なようです。