残念な事
新聞記事で医師の近藤誠氏が73歳の若さで亡くなられた事をしりました。 平均寿命が80歳を超えているというのに。
10年前の事ですが、母は脳腫瘍の手術の失敗から何度も手術を繰り返し受けてなくなりました。本人も私達家族も辛い思いばかりが残されました。
「患者よ癌とたたかうな」を読んでからは先生の治療や病気への考え方が、知識のない私達にも理解でき、我が家では冗談で「近藤教」といいながら、書かれた本を読み、もし病気になっても、この年齢ですし(二人とも後期高齢者です)治療はしない事を確認しております。 その意味では私達の近い将来についての考えを明確に、教えて頂けたような気がします。 接点は書かれた本を読んだ多くの読者の1人に過ぎませんが、何だか非常に親しい人がお亡くなりになったような気がして、ひどく気落ちがしています。